働くことのそうだんじょ

自分に何ができるだろう?働く未来が見えない…そんな不安を持っていたという須藤さんは、サポートステーション(以下、サポステ)の就労体験をきっかけに、介護の仕事に出会いました。


「変わりたい」その一心でサポステを利用
自分の過去を否定されないことに安心できた。


「社会人生活から一度外れてしまうと、働くのが怖くなってしまって。自信がなくて、一歩踏み出すまでに時間がかかりました」

そう話してくれたのは、介護の現場で働く須藤さん。サポステの就労体験がきっかけで、就職が決まった一人です。穏やかな笑顔が印象的な彼女ですが、一年前は「働く自分がまったく想像できなかった」と話します。
「サポステでは、カウンセラーの方がすごく親身になってくれて、自分のことを少しずつ話すことができるようになりました。もともと自分の意見を伝えることや、人の先頭に立って動くことが苦手なタイプだったので、仕事を探すことも自分のことを話すのも『怖い』と思ってしまっていて。でも、サポステの方は落ち着いて話を聞いてくれるし、否定されることがなかったからとても安心できました」

学校を卒業後、一度は社会に出た須藤さんでしたが、職場の人間関係に悩んで退職し、しばらくの間は自宅で家事手伝いをしていました。

「働かなきゃ、とは思っていたんですが、人と付き合うことが怖くなって…毎日のように『どうしよう、何をしたらいいんだろう?』と悩んでいました。就職活動はサポステを利用したこともあればしばらく休んだり、とにかく自信がなくてモヤモヤしたまま時間が過ぎていきました」
ところが機会は突然やってきます。2018年に発生した大阪府北部地震、それを機に引越しを余儀なくされた須藤さんはお金の必要性や働くことの大切さを実感します。

「このままじゃダメだって思ったんです。お金を稼いで、社会で生きていかなくちゃって…しばらくブランクがあるから周りからどう見られるかすごく気になったし、自分にできることがあるのかって不安でしたが、それでも『働かなきゃ!』っていう意志の方が強くなりました」

過去にサポステを利用したことのある須藤さんは、再びサポステを活用しての就職活動再開を決意。まずは適性検査を受け、そこで福祉の仕事が向いているという意外な結果を知りました。
「まさか私が福祉の仕事を?って、びっくりしました(笑)人付き合いが怖くなっていたので、人と接する介護スタッフという職業は考えてもみなかった。でも、適性検査でそう診断されたらちょっと興味が湧いてきて、そのときにたまたまここからさくら苑の就労体験を紹介してもらったんです」

信頼できるカウンセラーからの紹介で、就労体験へ
ブランクも明るく自然に受け入れてくれたここなら「がんばれそう」と思った


短大卒業後、派遣社員として事務経験はありましたが、介護業界のことはまったく知らず、知識も資格もないまっさらな状態で就労体験に参加しました。

やってきたのは、現在の職場であるグループホーム「ここからさくら苑」。ここは認知症の高齢者の方々が暮らす専門的な施設です。一週間の就労体験では、入所者と一緒にゲームや会話などのレクリエーションを行い、仕事や職場の雰囲気を掴むことができました。
就労体験では介助の仕事はほとんどやらなかったんですが、それよりもどんな風にスタッフの人が働いているのか、どんな人たちと一緒に過ごすのかがわかったので、参加してよかったと思いました」

社会経験が少なく、ブランクがあることをどう見られるのか不安だったと須藤さんは言いますが…

「みなさん明るくて、自然に受け入れてもらえました。『就職でつまずくことは、よくあることよ~』と言ってもらえて気持ちがラクになりました。就労体験ではスタッフの方々にフォローして頂いて…。それに、実は私みたいに自信がなくなって一歩踏み出せないまま働くことから遠ざかった人はたくさんいるということも、サポステを通して知る事が出来ました」

就労体験のあとすぐに面接を受けて採用となり、須藤さんはもう一度働いてがんばりたいと思ったそうです。
「条件とか待遇だけみると、前職の方が一般的にはいい仕事だといわれると思います。私自身も、人と関わるのが苦手なのに介護の仕事ができるのかって不安はありました。働き始めてもうすぐ3か月が経ちますが、自分でも想像できなかった今があります。あぁ、ここにきて良かったって思っています」

これから勉強をして、経験を積んで資格をとりたい
将来は信頼されるスタッフに



どうしよう、何をしたらいいんだろう。そんな不安でいっぱいだった須藤さんは、自分が思いもよらなかった仕事に出会いました。今では先輩スタッフと一緒に、とてもイキイキと働いています。

「いずれは資格をとって、信頼されるスタッフになりたいです」

不安を抱えながらも一歩踏み出して働き始めたことで、目標も見つけた須藤さん。未来の自分を想像しながら嬉しそうに語る姿がそこにありました。


世の中には、あなたがまだ見ぬ仕事、職場がたくさんあります。
相談してみること、就労体験を利用してみることは、きっとあなたの未来を変えるための一歩になります。ぜひサポステの門を叩いてみてくださいね。

01
「来てくれてありがとう。」
そんな気持ちで待ってます。
大阪府地域若者サポートステーションスタッフ
カウンセラー 森本
就労体験コーディネーター 上田
02
就労体験は安心に繋がる
大切なのは自分に合うか
グループホーム ここからさくら苑
介護スタッフ 須藤さん
03
採用前の就労体験は
より良い関係を築くチャンス
グループホーム ここからさくら苑 南茨木
館長 中川さん
04
隠し事をしても続かない。
長く働いてもらえるかが大事。
株式会社イクチ
代表取締役社長 生地 孝さん
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