相談例

考えすぎないことが良かった?成り行きでも動けば就職できた。

新卒で失敗したあと、 思いがけず出会えた「聞いたこともない業界、知らなかった仕事」

Bさん 20代前半 女性

私は、大学で、周りの人と同じような「就活の波」に乗れませんでした。大学時代のバイトは、スーパーの品出しをしていました。パートの皆さんが優しかったので、このまま正社員になっても良いかなと思って、新卒でこのスーパーに入社しました。

正社員となったことで、急に仕事内容が変わりました。慣れたレジや品出しは全くさせてもらえず、勉強のためバックヤードの鮮魚部門に配属されたんです。

職人さんの下に就くことになり、丁寧には教えてもらえず、見て覚えろと言われました。毎日怒られるので聞けなくなり、こっそりパートさんに教えてもらっていました。人手不足で徐々に残業が多くなり、しんどいなーと思っていましたが、上司や先輩はもっと残業しているので何も言えない環境でした。精神的にも体力的にも限界で、ぼーっとしていて、うっかり機械でケガをしてしまいました。機械を触るのが怖くなり、こんな思いをしてまで続けたいのかなと思ってしまい、悩んでいたところ、正社員はマネジメントもしないといけないからと言われ、もう無理だと感じ辞めました。

しばらくぶらぶらして、親に怒られたことをきっかけに、どうしょうと思い、ネット検索していたら、サポステを見つけました。国の機関(厚生労働省が委託)なので、安心できるかなと思いました。何をするのか不安だったけど、サポステの人は優しかったので、就活に関する話だけでなく、YouTubeのことや好きなことの話もいろいろ聞いてもらいました。

2社だけの企業交流会があるから、勉強のため行ってみる?と聞かれ、よく分からないけど、サポステの人に言われたから、まあいいかと思い参加しました。そこで、知った業界にビックリしました、そんな仕事あるんだーと。インフラの会社でとても安定していること、福利厚生が良かったこと、前職のようなシフト制でなかったことが決め手となって、応募をしてみました。そして、採用に!就活するときには想像もしなかった仕事です。正直、やりがいとか分からないけど、今は何とか続けられそうです。

(実際の利用者の声をもとに、個人を特定されないよう一部改変しています)