2012年8月31日

アジア図書館 本の整理ボランティア 活動中!

平成22年5月20日(木)~ 毎週火曜・木曜の午後 大阪市東淀川区の淡路駅の近く、阪急の線路沿いに見える「アジア図書館」をご存知でしょうか? 市民による手作りのアジア関係専門図書館として、図書の貸し出しはもちろん、アジア各国の語学教室や異文化理解に向けてのイベントやセミナーなども開催しているユニークな図書館です。蔵書はなんと50万冊!来年で開設30周年という節目を前にして、大規模な移転作業&倉庫整理に追われているとのことだったので、本好きの多いサポステ有志でお手伝いさせてもらうことになりました。 初日の参加者は10名。まずはアジア図書館のDVDや資料を見て、坂口館長からいろいろ説明を受けました。作業時間が短くなってしまうのでは、とスタッフがやきもきするほど話が長くなりましたが、アジアに関することだけではなく、今いる自分達の立ち位置をマッピングして意識させるようなお話が興味深かったです。 倉庫に移動して作業を開始したのは2時間後。空調が利き無機質で整然とした公共図書館の書架をイメージしていたら大間違いでした。一人通れる通路スペースだけ残して手作りの木製本棚が張り巡らされ、しかもその上には手作りの中二階。地震がおきたらひとたまりもない雑然とした様子はまさしくアジアそのもの。別の倉庫から来た本を種類別に中二階に積んでいく作業や、引き取った本を段ボール箱から出す作業を二手に分かれてやりました。図書館の作業というよりも古本屋?引越し業者?みたいな力仕事をしていく中で、これらの本が過去のどんな思いを持っているものなのか、未来にどんな意味を持つのか、今いる自分達の立ち位置をマッピングして作業することの大切さがわかりました。館長のお話より短い作業時間でみんな汗だくへとへと・・・。 ちょっとやそっとの時間ではとうてい終わる本の量ではなく、しばらくは火・木の午後に作業を継続していくことにしました。ボランティアが多すぎても作業スペースの確保が難しいので、各回5名程度に人数調整をしながら現在も進行形です。毎回参加する人、運動不足解消に来る人、おしゃべりに来る人、肉体労働は苦手なので本のカード書きの作業を手伝う人、自分のペースでいろんな関わり方ができるようになりました。 今後は語学教室の先生(アジアからの留学生)との交流もできていくといいなぁと思っています。

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