相談例
働くのが怖い。社会に出るのが怖い。そんな自分にも筋道を示してくれた。
就労体験をきっかけに自分に自信を持つことができた。 ここで働いてみたいと思えた。
Gさん 20代後半 男性
高専に入学しましたが、勉強が追いつかなくて留年。学費を稼ぐためにアルバイトもしましたが、怒られてばかりで上手くいかなくて。学校もアルバイトも途中で辞めてしまい、そのまま6年が過ぎてしまいました。働いていない負い目のようなものを感じていて、働くことや社会に出ることが本当に怖かった。
でも20代後半になり、年齢的にも経済的にも働かなければならないと思い、ハローワークに行きました。そこでサポステを紹介してもらったことが来所のきっかけです。
就活をしたことがないので、仕事の探し方や書類の書き方、面接の受け方、全てがさっぱりわかりません。まずは自分は何が好きで何ができるのかを知る為に適性検査から始めました。サポステからの促しもあり、検査結果を参考にしながら気になる職種について調べたり、求人の見方や職業訓練の話を聞きにハローワークへも足を運びました。また、自己分析や志望動機の書き方、職業理解など、今の自分に必要なセミナーも紹介してもらい参加しました。人がいる場所は緊張するし、自分から話すのは苦手です。だけど、それを克服したくて少しずつ頑張りました。
準備はできましたが、どうしても怖くて求人への応募ができませんでした。そんな時にサポステから紹介してくれたのが就労体験。高専で少し学んでいた内容を活かせそうな企業があったので興味を持ちました。緊張や不安を感じながら職場見学に行ったところ、とても良い職場だと感じたので体験にも参加。就労体験を通じて更にここで働きたいといった気持ちが湧いてきました。体験に行くと企業さんからの評価も貰えるので自信になるし、改善点もはっきりと見えてきます。体験中に僕の様子を見てくれていたので、面接は安心して受けることができました。と言いつつも、正直ガチガチに緊張してて、何を話していたかあまり覚えていません。でも無事内定をいただき、今はこの企業で働いています。
サポステに来て一番良かったのは道筋を示してもらえたことです。就活なんてしたこともないので、何をどうやればいいのかわからなかった。 でもサポステで「こうやってみたら?」とか提案してもらえて、いろいろ試しているうちに何をしたらいいのかだんだんとわかってきました。確かに一歩踏み出すのに緊張や不安、恐怖はありましたが、僕自身も動いてみようと決断してひとつひとつ逃げずに行動してきました。だから上手くいったのかなとも思っています。
確かに一歩踏み出すのに緊張や不安、恐怖はありましたが、僕自身も動いてみようと決断してひとつひとつ逃げずに行動してきました。だから上手くいったのかなとも思っています。
(実際の利用者の声をもとに、個人を特定されないよう一部改変しています)